ごみ箱

弥悟君も無事満1歳。よたよた歩きをするまでになりました。

ムービーは
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からどうぞ。

この連休はたまたま福岡の実家に帰っておりました。
高専時代の陸上部の恩師が定年退官っちゅうことで、その退官式のついで家族そろって帰省したのでした。

で、体感してしまいました、震度6弱を。
ちょうど退官式当日で、少し早めに家を出て天神などをぶらっとしたあと電車で久留米に行こう、と、準備を始めてトイレに入ったその矢先…

グラグラ。
おぉ、なんかでっかいトラックでも通ってるんかな。
グラグラグラ。
んぁ？めまい？めまいがするのか？
ぐわんぐわんぐわん。
うわうわうわ、これ地震じゃん。えーと『トイレは比較的安全だがドアが開かなくなることがある』なので…ドア開けなきゃ。

てな感じで30秒かもっとか、ともかく震度6弱の揺れはものすごかったわけで。
とりあえず揺れが収まってすぐカミさん子供とうちの親の無事を確認。
実家内を見て回ると、少しモノが落ちている程度。
あとは電気湯沸かし器の配管がやられたようで水漏れが発生。
まあともかくそんなに大きな被害はなかったようで何よりでした。

しかたがないのでとりあえず出発を見合わせてテレビで情報収集。
実家の固定電話と各人の携帯電話が全く通じないので、公衆電話まで歩いていってカミさんのおじいちゃん宅と実家に連絡。いずれも大きな被害はない様子。

そんなこんなで電車の運行が再開されるのを待っていたものの、どうやら無理っぽいので渋滞覚悟で車で出発、通常1時間程度で着く久留米まで2時間半かけて行ったのでした。

その他、町の様子はと言うと、テレビニュースなどでよく流されていた天神の福ビルの窓ガラス破損ですが、実はそのまわりのビルは特に何ともなく、造りが古い福ビルだけがやられたようです。
他には、ブロック塀が壊れた映像などが頻繁に流れていて、やたらめったら市内中全壊状態っぽいイメージを持っちゃうかもしれませんが、被害があったところだけを映し出しているためで被害件数自体はそんなに多くないようです。
ピンポイントで被害に遭ってるところに関しては、ニュースで流れているとおりひどい状況のところもあるようですが。

実家の湯沸かし器もこの日記を書いている2005-03-22の午前中に修理完了してお湯が出るようになり、やれやれといった感じです。

福岡の地震から早くも10日が経過し、ニュースを見る限りでは現地も少しずつ元の生活に戻っているようです。
（玄海島など被害がひどかったところはまだまだのようですが。）

で、前回の日記にも書いたように、地震直後は携帯も固定電話も全然つながらず、公衆電話まで行っていろいろ連絡を取ったわけですが、実はそれ以外にももう一つなんとか使える連絡メディアがあったのでした。
それは、携帯のメール。たまに送信確認ができないこともあったものの、大した遅延もなく送受信ができたため、同期のり3にメールで無事を伝えたり、上司への連絡を依頼したりできたのでした。

ここまでならエエ話ですが。
なんと、そんなときでもメールが使える、ということは、そんなときでもスパム（迷惑メール）が届く、ということでもあったのでした。
あの大きな揺れと余震が続く中、10通くらいそんなメールを受け取ってもうゲンナリ。
ちったぁ考えて欲しいもんだと思ったのでした。