あなたにも使える博多弁講座

Cooking 1:お料理講座その1
もつ鍋


博多弁ファンのみなさま、こんにちは。博多弁講座へようこそ。 さて今回は、博多の料理「もつ鍋」について勉強していきましょう。


材料
注意!
もつ鍋はあくまでもしょうゆ味がベースです。みそ味のものはもつ煮と いって全く別なものです。(もつ煮はもつ煮でおいしいけどね)
作り方
  1. スープの素を作ります。なべに水を3〜5センチほど入れ、 そこにしょうゆ、ほんだし、みりん、酒、塩などを適度に入れて 味を調節します。このとき重要なのは、このスープの素は キャベツから出る水分で薄められ、またキャベツともつの甘みが 加わることによって最終的なスープへと変化することです。 ですから、スープの素の量や味は最終的なスープの味を想像 しながら調整して下さい。(この辺に経験の差が出ます)
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  2. もつをいれます。

  3. キャベツを適度な大きさに切って入れます。このとき、スープの素に キャベツが浸らないからと言って、スープの素を増やしたりしない ように。キャベツからは異常なくらい水分が出ます。スープの素の量は キャベツの高さの4分の1以下くらいが目安です。
    また、キャベツはなべからはみ出しているくらいでOKです。熱を 加えると水分を出して縮んでなべの中に収まります。
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  4. にらを5センチくらいの長さに切ってキャベツの上にのせます。
  5. にんにくを厚さ2ミリくらいで輪切りにしてキャベツの上にのせます。 丸ごと食べたい人はそのまま入れてもOKです。
  6. ここでたかのつめを上にのせてもいいのですが、たかのつめを煮込むと 非常にからくなりますので注意して下さい。
  7. あとはこの上にふたをのせ、火をつけます。途中であんまりかき混ぜたり しない方がいいでしょう。
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  8. 一番上のキャベツまでスープが上ってきて、食べられそうな雰囲気に なってきたら出来上がりです。
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  9. 具がなくなってきたらチャンポン麺(うどんで代用可)を入れて みましょう。スープの出来映えにもよりますがとってもおいしいです。
  10. さらに、最後はごはんを入れて雑炊にしましょう。もつ鍋のうまさを 余すことなく堪能できます。

はい、どうもおつかれさまでした。また、次のレッスンでおあいしましょう。